こころ、こんにちは。

COLUMN院長コラム

依存はしがらみ(2018.02.05)
「そういうわけにはいかない」という抵抗。 私は生まれてから最初の就職まで東北地方に住み、関東に出てきて今年で16年になります。上京当初も感じましたが、東京は少なからず「移民の街」で、全国から様々な人が募っています。時や文化の流れは地方より早く、柔軟性やし…

▼続きを読む

むし返し依存症 : 会話におけるアディクション(2017.12.06)
「これで済むと思ってんの?」と、延々と責め続ける妻 夫婦のやりとりでよく起こりがちで、かつ注目すべきひとつに「蒸し返し」があります。文字通り「過去のほじくり返し」です。ほじくり返し方はいろいろあります。「これで終わると思ったら大間違いよ」、「まだ反省する…

▼続きを読む

怒りは言葉のトレースから生じる(2017.11.30)
「排除」なるワード 先日の衆議院選挙では「排除」がトピックになりました。まさにこの選挙の分岐点となり、ひとつの世論を形成するほどの影響をもたらしたでしょう。私はその後、今回の総選挙のキーワードに関する調査結果という記事に目が止まりました。 これによると…

▼続きを読む

ママ友のしがらみが起こる訳(2017.04.21)
「先輩」という格付け 「先輩の頼み事の返事は、『イエス』か『はい』に決まってるの!!」 これは最近読んだ本に出てきたセリフで、舞台は職員室での先輩・後輩先生のやり取りです。確かにこれは教師同士という特殊な例ではありますが、この「先輩・後輩」という人間関…

▼続きを読む

姉御肌の苦悩(2017.03.09)
年度末は今までお会いしたことのない人と会う機会が増えます。普段はどちらかというとクリニックで患者さんを待つ立場が多いですが、それでもこの時期は外に出る機会が多くなります。そしてこの時期に毎年感じるのは、「こころに葛藤を持っていると自分でも気づいているにもか…

▼続きを読む

摂食障害のゴール(2017.03.03)
前回は「摂食障害という病気は、やめられない依存症」と述べました。摂食障害は別名食べ物依存であり、物質依存の一つではありますが、覚醒剤やシンナー、アルコール依存症などと異なり、「使わなくする」という目標で治療を進めていくことが出来ません。 よって摂食障害の…

▼続きを読む

摂食障害と食べ物依存(2017.02.06)
摂食障害は別名「食べ物依存」といわれ、アディクション(嗜癖) つまり依存症のひとつと考えられるようになりました。元来の依存症の概念である「強迫性」・「衝動性」・「反復性」が摂食障害にも当てはまるとされてきたからです。依存症はその対象物によりこの3つの幅に若…

▼続きを読む

カジノでギャンブル依存症は進む(2016.12.16)
「カジノ( IR ) 法案」により、ギャンブル依存症の是非がトピックになっています。これまでもギャンブルといえば日本にはパチンコ・パチスロは存在するし、競馬・競輪・競艇・オートレースといったいわゆる公営ギャンブルもあります。カジノが入ることによって、ギャン…

▼続きを読む

こころの病を考えるうえで、日常にあふれる邪魔なモノ(2)(2016.12.01)
これまでも述べましたように、そもそも人の動きや考え方に関しては、目に見えたり感じたりする実体だけではなく、「どういう流れでこのようになっているのだろう」という見方が欠かせません。しかしここで邪魔になるのは、いわゆる世間の感覚つまり常識や良識、あるいは当たり…

▼続きを読む

こころの病を考えるうえで、日常にあふれる邪魔なモノ (1)(2016.11.18)
先日のコラムで、依存症の治療は「試す」ことと述べました。しかしこれは依存症の治療だけに通じるものではありません。特に対人関係、物事の考え方、思わず沸き上がる衝動に対する方法など、むしろ依存症の根っこにあるところに効くキーワードになります。ここは2回に分けて…

▼続きを読む