こころ、こんにちは。

COLUMN院長コラム

対人関係治療のゴールとは(2018.04.02)
対人関係の治療は、運転免許の路上教習のようなもの。 最近、「この治療のゴールはどのような状態か」と訊かれます。非常に核心に迫る問いですが、実は私はこの質問をされると、「この方はもう卒業が近いな」と考えます。まだトンネルの出口が見えないときは、このような質…

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こころはあくまでオーダーメイド(2018.03.19)
まずは前回の続きから…精神医療流行語に対する憂い 先日のコラムで、精神科医療は時代時代により必ず流行る言葉が出てくると申しました。このように本来診専門用語であるはずが巷で流行語になるのは、マスコミの影響も多少はあるかもしれませんが、ほとんどはあくまで私た…

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決めたがる癖(2018.03.09)
はじめに~ことばの独り歩き  人間関係についてはいまも昔も様々な一般本の題材となるため、どうしてもその時代の流行語というのが存在します。例えば「過干渉」という言葉は、概ね90年代から使われるようになりました。当時若年女性の摂食障害を掘り下げる中で、母娘関…

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依存はしがらみ(2018.02.05)
「そういうわけにはいかない」という抵抗。 私は生まれてから最初の就職まで東北地方に住み、関東に出てきて今年で16年になります。上京当初も感じましたが、東京は少なからず「移民の街」で、全国から様々な人が募っています。時や文化の流れは地方より早く、柔軟性やし…

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むし返し依存症 : 会話におけるアディクション(2017.12.06)
「これで済むと思ってんの?」と、延々と責め続ける妻 夫婦のやりとりでよく起こりがちで、かつ注目すべきひとつに「蒸し返し」があります。文字通り「過去のほじくり返し」です。ほじくり返し方はいろいろあります。「これで終わると思ったら大間違いよ」、「まだ反省する…

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怒りは言葉のトレースから生じる(2017.11.30)
「排除」なるワード 先日の衆議院選挙では「排除」がトピックになりました。まさにこの選挙の分岐点となり、ひとつの世論を形成するほどの影響をもたらしたでしょう。私はその後、今回の総選挙のキーワードに関する調査結果という記事に目が止まりました。 これによると…

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ママ友のしがらみが起こる訳(2017.04.21)
「先輩」という格付け 「先輩の頼み事の返事は、『イエス』か『はい』に決まってるの!!」 これは最近読んだ本に出てきたセリフで、舞台は職員室での先輩・後輩先生のやり取りです。確かにこれは教師同士という特殊な例ではありますが、この「先輩・後輩」という人間関…

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姉御肌の苦悩(2017.03.09)
年度末は今までお会いしたことのない人と会う機会が増えます。普段はどちらかというとクリニックで患者さんを待つ立場が多いですが、それでもこの時期は外に出る機会が多くなります。そしてこの時期に毎年感じるのは、「こころに葛藤を持っていると自分でも気づいているにもか…

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摂食障害のゴール(2017.03.03)
前回は「摂食障害という病気は、やめられない依存症」と述べました。摂食障害は別名食べ物依存であり、物質依存の一つではありますが、覚醒剤やシンナー、アルコール依存症などと異なり、「使わなくする」という目標で治療を進めていくことが出来ません。 よって摂食障害の…

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摂食障害と食べ物依存(2017.02.06)
摂食障害は別名「食べ物依存」といわれ、アディクション(嗜癖) つまり依存症のひとつと考えられるようになりました。元来の依存症の概念である「強迫性」・「衝動性」・「反復性」が摂食障害にも当てはまるとされてきたからです。依存症はその対象物によりこの3つの幅に若…

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