こころ、こんにちは。

COLUMN院長コラム

人間関係と治療2015-(6) : 虐待された体験がいじめ・クレーマーを生む (中)(2015.07.27)
前回はいじめの加害者に対して「いじめちゃダメよ」というだけでは「野暮」と述べました。治療の上でいろいろとふさわしい言葉を探しますが、この「野暮」はいじめに限らず依存症や衝動行為の治療をすすめる上で、とても的を得た言い回しと考えています。 衝動行為つまり「…

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人間関係と治療2015-(5) : 虐待された体験がいじめ・クレーマーを生む (前)(2015.07.02)
人付き合いにおける悩みにおいてよく使われる言葉に、「罪悪感」というものがあります。これはいわゆる「負い目」「引け目」ですが、これらは人間が生まれもって備わっているものではなく、子ども時代からの人付き合いの中で養われる後天性のものです。よって、「自分を責めて…

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人間関係と治療2015-(4) : 共依存の流れ(2015.05.26)
古い話といわれますが、今回は改めて共依存についてです。 共依存とは当初アルコール依存症の妻を題材に、「たとえ飲み続ける夫から犠牲を強いられても、相手を世話することで自分の存在意義を追い求める」といった人間関係の依存を示したものです。その共依存からの脱却に…

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人間関係と治療2015-(3) : 児童虐待をきれいごとで取り扱わない(2015.04.03)
先日のニュースでも同様ですが、児童虐待防止法が施行されて以降、児童相談所への虐待通告は年々右肩上がりです。この記事が出るたびに、毎回どこかの専門家と称する人から同じコメントが繰り返されます。一つは「児童虐待が認知されたから通告数が増えているのだろう」、そし…

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人間関係と治療2015-(2) : 負い目から動いてはならない(2015.03.20)
対人関係では「ギクシャク」が起こった時に、その人間が持つ人付き合いの手数が見えるものです。例えば親子関係を初めとして、何らかの影響で拙い人付き合いのレパートリーしか体験し得なかった場合、社会に出て複雑なやりとりが必要な際のコミュニケーションに「手不足」が生…

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人間関係と治療2015-(1) : 「~しないわけにはいかない」ということはない。(2015.03.02)
ビジネス用語における言葉の一つに、Win-Winというのがあります。これを人付き合いに換算するならば、お互いに良好な方向を探っていくことが、結果的に最適な方向に向かうということなのでしょう。確かにそれは理想ですが、なかなか難しいときもあります。なぜならこの…

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依存症と治療2015-(4) : 自助グループの意義と変化(2015.02.20)
ずいぶん前から、アルコール依存症治療は三本柱だと言われています。「通院」、「抗酒剤の服薬」、そして最も大切といわれる「自助グループへの参加」です。この中でも自助グループを継続することが、治療経過の中で最も重要といわれています。 日本ではアルコール依存症を…

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依存症と治療2015-(3) : 極端な行動は人間関係に帰する(2015.02.12)
嗜癖医療いわば依存症の治療は「症状」のほかに「衝動」を扱っていると言えるでしょう。別の言い方をすれば、依存症はアルコールや薬物などの可視化できるものと、そうではないものがあります。そしてこの可視化できないものの正体は、「衝動」といっても過言ではないでしょう…

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依存症と治療2015-(2) : 「謝」に対する認識の違い(2015.01.13)
人間関係の依存症を示す診断に、人格障害というのがあります。その人格障害の代表的なものである境界性人格障害(Borderline Personality Disorder) には、「周りから見捨てられることに対する過剰な不安」「YesかNoだけで世の中の塩梅…

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依存症と治療2015-(1) : 共依存の持つ意味~家族と社会における人間関係の違い~(2015.01.05)
以前から互いに依存した人間関係を示す状態として、共依存 (co-dependence) という言度々紹介しております。しかしこの共依存という言葉、実はもはや不適切な言葉であるという流れも実はあるようです。事実、これまで私が講義に招いて頂いて示した際にも、特…

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