こころ、こんにちは。

COLUMN院長コラム

「言葉」は「本音」を言わない(2013.08.07)
行動経済学に「カスタマー・マイオピア」という言葉があります。マイオピア(myopia)とは「洞察力に乏しい」という英語ですが、では「カスタマー・マイオピア」とは「お客のことを全く考えていない」という意味かというと、そのような直訳にはならないようです。 で…

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カウンセリングが生きる時(2013.07.06)
カウンセリングというと、クライアントにあたる人とカウンセラーが一対一で相対し、クライアントのこころを解きほぐしたり、新しい生き方の方向へ導くために行われる面接と思われると存じます。私もカウンセリングが治療構造の一翼を担っていると思いますが、カウンセリングは…

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「強迫」は「脅迫」の積み重ね(2013.07.04)
強迫性障害という疾患があります。出掛けに何度も鍵を閉めたかをチェックしなかなか外出できない「確認強迫」、あるいは汚れや菌がついているのではと気になり手洗いが止められない「洗浄強迫」など様々なものがありますが、こと強迫で本人が「悩む」場合は、その強迫の内容が…

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奪われた感覚は知恵を出すことを拒絶する(2013.06.06)
以前在籍した医院で採用していた心理学的調査票に、EMBU尺度というのがあります。これは「養育体験認知に関する自己記入式調査票」と訳され、患者さんがご自身の子ども時代を反芻しながら記入していく調査票です。どのように両親に育てられたかを振り返りながら答えて頂き…

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謝らない人(2013.05.21)
日本には人間関係に関わる言葉として、見栄・意地・面子など「恥の文化」に由来する様々な表現があります。英語にもある程度ありますが、他にも体裁・格好などいわゆる意固地をあらわすような言葉が、日本語にはこのようにたくさん存在していることに驚かされます。 そういえば…

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面白くしようとしない訳(2013.05.03)
今回は、私が取り組んでいる落語の話からです。 プロの噺家さんは、「行く先々の水に合わないといけないよ」といわれるようです。これはお客さんの背景や事情によって、同じ笑いでも受け止め方が異なってくるからでしょうが、今回はこの点を少し掘り下げていきたいと思いま…

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男らしさの病・「お父さんに勝ちたい」(2013.04.19)
DVや会社でのハラスメントなど衝動行為の要素の一つに、「強迫傾向」が無視できません。「こうでなくてはならないのではないか」と思い描いて、抜けられない状態です。 このような人は世の中で成功をおさめることが多々あります。経営者にも多い感覚です。ただご本人に釈…

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加害者にさせない(2013.04.13)
私の診療には、「加害者にさせない」というコンセプトがあります。その理由には二つあります。ひとつは「加害者になりたくてなっている人はいない」ということ。もちろん悩んでいない人は別ですが、私どものところにお越しになる方は多かれ少なかれ悩んでいるわけですから、今…

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気難しい人とは(2013.04.10)
人間の性格を示す日本語に、「鼻っ柱が強い人」という表現があります。「見栄っぱり」「意地を張る人」「ツンケンしている人」などの言葉も近い意味かもしれません。 このように概して「気難しい」と呼ばれる人は、周囲から遠ざけられたり構えられることもあれば、反対に妙…

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DVの変貌(2013.04.08)
法律は社会の流れによって刻々と変化し、改定を余儀なくされるのはしかるべき流れでしょう。配偶者からの暴力の防止に関する法律 (通称・DV防止法) もその例外ではありません。このDV防止法は制定以来10年少々経過しますが、やはりDVそのものが制定当時に比べてい…

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