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相手の気持ちをのぞき込む練習

[2023.01.23]

人間関係で悩んだ時に、自分がどのようにしたらいいかと考えがちです。確かにこのような視点が優先されることは初めのうちは仕方ないことです。しかしカウンセリングや事象帯にする解釈を加えていくことによって、相手の視点を読むことが次第に先に出来るようになってきます。

 やや難しい言葉で失礼しますが、特に「抵抗解釈」と言われるものがあります。相手がイチャモンをつけてくる、ハラスメントやお局、マウンティングといったものですが、これらはあくまで相手の切迫した心の事情に関与しています。共通になることは、「私が捨てられること、裏切られること」が多いようです。よって加害者になっている人が、実は捨てられたり裏切られることに対する恐怖があって極端な行動に出ているのですから、この対人関係の背景には、加害者の裏に誰かが存在することになります。

 一番この背景にある人は、どうしても過去に自分が弱者として存在した時の強者の影響が大きいので、多くの人にとっては親や祖父母にあたります。このように上の世代の状態や機嫌に左右されながら感じとってきた感情が目の前の事象によって加害者の気持ちによみがえり、相手に対留守嫌味やいじめ、ハラスメントにつながっていることが多くあります。

 よっていま目の前の加害行為に悩んでいる被害者にとってまず肝になる考え方は、「この人の背景には何があるのだろうか?」です。確かに最初のうちは自分の辛い感情に精一杯で相手の事情を考えるという余裕は生まれにくいかもしれません。しかし診察やカウンセリング、自助グループなどで言葉にしていくことで、相手の事情をのぞき込めるようなゆとりが出来てきます。そして「この人には私の知らない何かがあるはずだ、それは何か?」「何か別に人から追い立てられた反動が、私に飛び火しているはずだ」などと、不思議なくらい洞察力を持ってみられるようになります。

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不安定な時こそ、相手の事情をみつめる | こころ、こんにちはブログ (kawasaki-numata.jp)

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